日誌的なもの

毎日なんかしら書きたいヤツの日誌

成長もの

成長もののストーリーは良い。才能ないやつが(あっても良いけど)、試行錯誤しながら自分なりの戦い方を見つけていくような話。ありふれているけど、勇気がもらえる。

昔は、それはもう、自分の才能のなさに愕然としたものである。誰も彼も、世界中で素敵なものが作られているのに、なぜ自分にはそれができないのか。

これは比較対象がおかしくて、このときの「誰も彼も」はつまり超一流のデザイナーたちであって、急にワールドクラスの仕事ができるわけがないのだけど、目に入ってくるのがそういうものだから仕方がない。本当は、界王様に会おうとすれば蛇の道を長い間ひた走る必要があるのだけど、デザインの仕事は一見して「自分にもできそう」と思えてしまうところがある。良くも悪くも。