日誌的なもの

毎日なんかしら書きたいヤツの日誌

フリックが解任されて思ったこと

日々サッカーからの学びが多くて、時々メモっていこうと思う。日本対ドイツの親善試合の結果を受けて、ドイツの代表監督であるフリックが解任されて思ったこと。

自分の主張が、仮に論理的に正しくても、周りの協力や理解が得られないなら意味がない。むしろ害。意見を表明するときは、意見そのものよりも、よくよく周りに注意を払うべきである。また、できれば提案するような形で、押し付けにならないような配慮が欲しい。

「私はこう思います」みたいなシチュエーション、普通にたくさんあると思う。今、マジで大丈夫か心配。周りを見ろ、周りを。正しさにあぐらをかくんじゃない。

今まさにあるメッセージを見て「お、おう……」とか「お、そうだな」みたいな顔をしている自分がいる。こういうのです。本当に気をつけたい。

今回のドイツは現代的なおしゃれな戦術を導入するなどの実験を繰り返してきたが、周囲の理解を得られなかったというシンプルな話である。よくあるケース。でもここまで直球の学びになることはあまりない。

まあ、急に慣れないことをするのがまずバカ。そもそも普通にやっても十分に主導権を持って戦えるだろうに、進退のかかるゲームで危険を犯してメリットの薄いことをやる(この辺りの、大事なことが何かわかってない感が一番マズいのだろうなと思う)わけだから、こんなバカを引っ張り続けたサッカー協会がまず謝るべきである。つまり僕が同じようなことをやらかした場合、上司が急いで謝罪しなければならない。嘘です。

いやしかし、フリックの監督人生が本当に心配。バイエルンでのV字回復はすごかったんですけどねえ。