日誌的なもの

毎日なんかしら書きたいヤツの日誌

逆説的に気づいてきた

噂に名高いホライゾンシリーズをやってみようと、初代のZero Dawnを始めた。それまでNintendo Switchで生きてきたので、圧倒的なプログラミング量の違いというか、まだ幼い主人公のアーロイがつまづきながら階段を登る、コントローラーもなんか震える、みたいな目と手に飛び込んでくる情報量の多さにクラクラしてしまった。動きも風景も何もかもすごい。アーロイもなんか不思議な可愛さがある。

しかしストーリーを進めていくうち、同時期発売のゲームオブザイヤーのタイトル『ブレスオブザワイルド』の凄さに、逆説的に気づいてきた。ホライゾンがオープンワールドのゲームとして95点くらいだとすると、ゼルダは120点みたいな感じだと思った。

個人的に一つ大きいと思ったのは、ホライゾンはストーリーに強制力があり、ゼルダにはない、ということ。ホライゾンには人間関係が存在し、それによってストーリーが動いていく。一方のゼルダは、主要人物が誰も彼も故人のために人間関係がない。まぁスカイリムなんかもだいぶ自由なので、故人かどうかは関係ないのかもだけど、とにかくそういう感じである。ゼルダは自由だ。

そしてストーリーに強制力があるということは、基本的にマップの拠点はストーリーの関係で訪れる場所ということになる。一方のゼルダは、どこへいくのも自分の意思だ。「次はあそこ行ってみよう」で自分の物語が動いていく。だからホライゾンの地形(マップ)はただの途中経過になりがちで、ゼルダの地形は思い出になる。

あとは主人公の違いによるゲーム性の違いがあって、その辺りもゼルダの方が好み。アーロイはあんまり強くない(というか機械が強い)ので、ステルスや罠が活躍しがちになる。道中はコソコソ動いて、バトルも慎重さが必要。囲まれたら死ぬ。一方のリンクは単純に強く、バトルが楽しい。敵がウジャウジャいようがテクニックでなんとかなる。パリィが偉大ということなのかもしれない。まぁこの辺りは、ホライゾンのスタイルが好きな人も大勢いるであろうと思う。アーロイがリンクみたいに強かったらなんかおかしいもんな。

すげー長文書いてしまった。色々書いたけどフォビドゥンの方もやります。