朝、電車に揺られながら急に思った。凡庸とそうでないものの境界は、ほとんどの場合基本的なスキル、テクニックで越えていけると思うけど、そのテクニックは1つ2つではなく百とか千の集積である。だから経験がいる。蹴ったボールに威力を乗せるために、体幹を鍛え、正しい位置に軸足を置き、スイートスポットを振り抜く。それら一連の集積を、意識せず自然と発揮できなければならない。才能があるというのは、より本質的に物事と向き合おうとする姿勢が、自然と必要なテクニックを抱え込んで行く、みたいなことなんだろうなと思う。
文章にしてみたけど、すごい当たり前なこと書いたなと。でもこういう理解があると、人に教えるというときに助かると思う。